PET/CT検査
全身を高精度に診断する安全な検査です。PET機能では、体幹部全域を含む各臓器の代謝・機能を検査します。一度に体幹部全域のがんスクリーニングを行うことができ、苦痛や不快感をともないません。従来の診断機器では捉えきれなかった小さながんの早期発見、腫瘍の良悪性の判別・悪性度の診断が可能です。撮影前に検査薬剤(FDG)を静脈注射します。薬剤が全身に行き渡るまでに1時間程度安静にしていただきます。CT機能では、体幹の各臓器の形態について検査します。
検査時間は25分前後です。
超音波検査

性別などにより検査対象が異なりますが、甲状腺・乳腺・各腹部臓器などを検査します。
検査時間は25分前後です。
MRI検査

主に骨盤部の臓器について、検査します。
検査時間は20分前後です。
生化学検査
腫瘍マーカーを中心に各種血液検査をはじめ、便検査や尿検査を行います。
| 検査種目 | 検査項目 | 検査部位・説明 |
|---|---|---|
| 腫瘍マーカー | CEA | 消化器がん、膵がん、肺がん、乳がん等で高値を示します。 |
| α‐フェトプロテイン | 肝細胞がんに特異性の高い腫瘍マーカーです。 | |
| PSA(男性) | 前立腺がんの診断、再発の発見に有用です。 | |
| PSA(男性) | 前立腺がんの診断、再発の発見に有用です。 | |
| CA125(女性) | 卵巣がんの診断・治療後の経過観察に有用です。 | |
| CA15-3(女性) | 乳がんの診断や治療の経過観察に有用です。 | |
| CA19-9 | 消化器がん、特に膵がんや胆道がんの診断や治療後の経過観察に有用です。 | |
| SCC抗原 | 食道がん、肺がん、子宮頸がん、頭頸部がん等の診断や経過観察に有用です。 | |
| 内分泌 | サイログロブリン | 甲状腺疾患の診断に有用です。 |
| TSH | 甲状腺機能異常の診断に有用です。 | |
| 胃炎胃潰瘍 | H.ピロリIgG抗体 | 胃炎、胃潰瘍の原因菌とされるピロリ菌に感染すると陽性になります。 |
| ペプシノーゲン | 胃の粘膜からの消化酵素で、萎縮が進むとデータが低下します。ピロリ菌IgGとを組み合わせて胃がんのリスクを判定できます。 | |
| 肝炎ウイルス | HBs抗原 | B型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているかどうかを調べます。 |
| HBs抗体 | B型肝炎ウイルス(HBV)に対する免疫を有しているかどうか調べます。 | |
| HCV抗体(EIA) | C型肝炎ウイルス(HCV)に感染しているかどうかを調べます。 | |
| 肝臓胆嚢機能 | 総タンパク | 血液中に存在する色々なタンパク質の総量を調べます。 |
| A/G比 | 血清中のアルブミンとグロブリンの比で、肝障害などで減少します。 | |
| アルブミン | 肝機能異常などで減少します。 | |
| 総ビリルビン | 肝障害や胆道の異常で増加します。黄疸の判別に有用です。 | |
| 直接ビリルビン | 肝障害や胆道の異常で増加します。黄疸の判別に有用です。 | |
| クンケル | 肝疾患などで高値になります。 | |
| アルカリフォスファターゼ | 肝臓・胆道の異常や、骨の異常などで高値になります。 | |
| GOT | 肝障害や心筋障害、筋肉の異常などで高値となります。 | |
| GPT | 肝障害で高値になります。 | |
| LDH | 肝臓・心臓・筋肉・血液などの異常で高値となります。 | |
| γーGTP | 肝・胆道障害で上昇します。アルコールの摂りすぎなどで高値となります。 | |
| LAP | 肝・胆道障害で上昇します。 | |
| コリンエステラーゼ | 肝障害などで低値となります。 | |
| 膵臓唾液腺機能 | 血清アミラーゼ | 膵疾患、もしくは唾液腺の障害により上昇します。 |
| 糖尿病 | 血糖(空腹時血糖値) | 糖尿病の診断に欠かせない検査です。 |
| ヘモグロビンA1c | 約1~2ヶ月間の血糖コントロール状態を反映します。 | |
| 脂質代謝 | 総コレステロール | 高脂血症の診断に有用です。 |
| LDLコレステロール | いわゆる悪玉コレステロールで、高脂血症・動脈硬化の原因となります。 | |
| HDLコレステロール | いわゆる善玉コレステロールで、低値だと動脈硬化のリスクとなります。 | |
| トリグリセライド | いわゆる中性脂肪で、高脂血症・動脈硬化の原因となります。 | |
| 遊離脂肪酸 | 高脂血症・糖尿病の病態把握に有用です。 | |
| 腎機能 | 尿素窒素 | 腎機能障害や脱水等で高値となります。 |
| クレアチニン | 腎機能の評価に用いられ、腎機能障害で高値となります。 | |
| 痛風 | 尿酸 | 痛風の原因となる物質です。カロリーの摂りすぎなどで上昇します。 |
| 電解質 | 電解質(Na,Cl,K) | 体液中のイオン濃度を測定します。 |
| 電解質(Ca,IP) | 骨に多く含まれています。骨疾患や内分泌疾患などで変動します。 | |
| 貧血 | 血清鉄 | 鉄欠乏性貧血や慢性炎症、悪性疾患などで低値になります。 |
| 炎症反応 | CRP | 体内に炎症が存在すると高値になります。 |
| 血液一般 | 白血球数 | 細菌感染などで上昇し、抗がん剤治療などで低下します。 |
| 白血球像 | 白血球は(好中球・リンパ球など5種類)の割合を調べ、病気との関係を検査します。 | |
| 赤血球数 | 貧血の有無を調べます。 | |
| 血色素数(ヘモグロビン) | 赤血球中に存在し酸素と結合・運搬する色素で、貧血があると低値となります。 | |
| ヘマトクリット | 血液中に占める赤血球の体積の割合を示します。 | |
| 血小板数 | 止血に関与する血液成分で、血液疾患や肝硬変などで低下します。 | |
| 尿定性 | タンパク | 腎障害や、尿路結石、膀胱炎など陽性となります。 |
| 糖 | 糖尿病で陽性となります。 | |
| ウロビリノーゲン | 肝障害などで陽性となります。 | |
| ビリルビン | 肝・胆道系疾患で陽性となります。 | |
| ケトン体 | 糖尿病などで陽性となります。 | |
| 潜血 | 腎・尿路の異常で陽性となります。 | |
| pH | 尿の酸性度の検査で、体内の酸アルカリのバランスを反映しています。 | |
| 比重 | 腎臓での尿濃縮能の指標になります。 | |
| 尿沈渣 | 尿中の有形成分(細胞や血球、細菌等)を顕微鏡で調べます。泌尿器疾患の診断などに有用です。 | |
| 便潜血反応検査 | 便潜血 | 糞便中に含まれる血色素を検出します。大腸のがんやポリープの発見に有用です。 |
◎検査をご予約されるにあたって、次の点にご注意下さい。
MRI検査について
MRI検査は体内に磁性体金属(心臓ペースメーカー、金属製の心膜人工弁、脳動脈クリップ、手術によるクリップ、人工内耳など)が埋め込まれている方、極度の閉所恐怖症の方は、ご相談の上他の検査に代替させていただく場合がございます。
尚、入れ墨を入れている方は、使用している塗料によっては、入れ墨部分から熱を発生する可能性がありますので、事前にご相談下さい。
糖尿病の既往のある方
空腹時血糖の高い方では、PET検査での診断能力が低下する可能性があります。
空腹時血糖が150mg/dl未満であれば問題なく検査可能です。
200mg/dl以上では診断能力が著しく低下します。
血糖コントロールが不良の方は、事前にお知らせ下さい。
妊娠の可能性のある方、授乳中のお子様のいる方
妊娠中の検査はできません。
現在妊娠している可能性のある方は、事前にご相談下さい。
授乳中の方は事前にご相談下さい。
![[ご予約・お問い合わせ]臨床検査に関するお問い合わせ:03-5922-0702、一般検査に関するお問い合わせ:03-5922-0703(予約受付時間:祝日を除く 月曜日~土曜日 9:00~17:00)、[その他・お問い合わせ]代表:03-5922-0700](http://www.ncdic.jp/wp-content/themes/nature_06/img/toi.jpg)
